経済と経営の相関性
こんばんわ。
経済と経営について考える上でマクロとミクロの目線が大切である。
例)マクロ→森 ミクロ→木
私たちが建てる会社はミクロであり、経済の中に経営がある。
消費が進むから、メリークリスマスやバレンタインデーは経済を支える日である。
日本はバブル崩壊後、デフレが続いている。
GDPは他の国は上がっていることに対し、日本は唯一下がっている。
GDP成長率と長期間のデフレが起こっているのは、私たちのせいではない。
政府の経済政策の誤りであるからだ。
○インフレ→物が売れる時代。
需要:欲しい! > 供給:買って! →価格が上がる
○デフレ→物が売れにくい時代。
需要:欲しい! < 供給:買って! →価格が下がる
例)うまい棒は10円
インフレ物価高 デフレ物価安
15円 5円
お金の価値が安くなる お金の価値が高くなる
(10円で買えないから) (10円で2本買えるから)
○デフレで物が売れないから規模や働く時間を縮小
①生産・労働の規模縮小
②従業員の所得が減る
③お金がないから、消費が減る
④会社の収益が減る
この繰り返しでデフレスパイラルが起こる。
デフレ →景気が悪い
バッドインフレ→①景気が悪くなる
→②景気が良くなる
グッドインフレ→景気が良い
国がデフレになったら…
ETF購入(Exchange Traded Fund)…上場投資信託
=インフレ化
簡単に言うと、日本が金融政策で大企業の株を買うこと。
①株を購入②企業の価値が上がる③所得が上がる④消費が上がる⑤企業の収益が上がる
この繰り返しでインフレを戻す。
政府の経済運営の誤り
1.株価が上がっても、給与が上がらなかった。
2.消費税を意味不明なタイミングで上げた。
1に関して企業にあげても給与が上がらなかったから国民にまわしたほうがよいとなったが、
国民は貯金にまわした。どちらにしろダメだった。
景気とは、人の気である。
例)将来不安だから貯金する。逆に希望があったら投資する。
日本の貯金=タンス預金
額:30兆から80兆にのぼると言われている。
デフレ…物の価値が下がるからお金の価値が上がる。
日本のお金は、93%デジタル(投資・住宅)で7%現金(スーパーマーケットなど)に使われている。
住宅など買うときにお金がなかったら銀行からお金を借りていた。
お金を借りると、利息がかかかる。
今のデフレの状態だと、家が安くなる→現金で買えるようになる→利息が無駄
だから銀行側はお金を借りてくれる人がいないから金利を下げる。
すると、価格が下がるのでデフレになる。
①バッドインフレ…購買や投資以外で物価が上がること。
収入は変わらない状態で物の価値があがる
例)石油の枯渇
国内にないから、デフレになる。
国内で賄える物なら、むしろインフレになる。
②バッドインフレ…
過剰な需要が発生する。
→お金の価値が上がりすぎて、バブル崩壊がおこる。
ここまでのまとめ
1.グッドインフレは給料が上がり物価が上がること。
2.バッドインフレは給料が上がらず物価が上がること。→日本
3.過度なインフレはすぐにデフレになる。
4.国内で賄えるバッドインフレは良いインフレ。
短期的に考えた投資は事業投資だけ
景気がいい時は投資をせずに、悪い時に投資する。
物価が上がり、お金の価値が上がるから。
つまり、企業はお金がないから欲しがったり、物の投資に関しても安いから買うことだと考えた。
サブプライムローンとは…
お金を借してはいけない人に高金利で貸すこと。→お金を返す保証がないから。
銀行側は高金利・低リスク(債券や担保できるから)
信じていけない人は、証券マン・銀行マン・不動産
経済と経営の相関性
マイルストーンの把握
この国はこういう未来が待っているからこういう経営をしないといけない。
ゴールから逆算して自分のマイルストーンを決めて経営していくこと。
しかし、未来のニーズがわかっていても信用調査やノウハウなど時間がかかるから時代を読んでフィットさせることが必要。
また、経済低下が起こっている状態を理解する。(消費者心理)
例)
未来が暗いからギャンブル消費をしない→サブスク
購入する前に本当に買ってよいか疑うから、「確信の獲得」が必要→情報の開示
安売り市場から抜け出し施策→値段ではない何かで勝負
今まで書いたことをまとめると…
1.経済状況の把握
2.消費者心理
3.未来把握
この3つを通して、事業計画や事業方向性が決まる!